複雑な勤務を、 正しく、軽く。
交替制・時差出勤・宿直など、入り組んだ勤務形態を抱える公共機関。打刻も休暇申請も紙とExcelに散らばり、月末は職員総出の手集計に追われていました。打刻・シフト・休暇申請を一つにまとめ、労働時間を自動で積み上げ、上限が近づけばアラートで知らせる。担当者の負担を減らしながら、法令遵守を仕組みで担保した記録です。
- Client
- 自治体・公共機関
- Period
- 約7ヶ月(要件〜本稼働)
- Scope
- 要件定義・設計・開発・運用
- Stack
- Web · クラウド · 打刻端末連携
00 / OVERVIEW
REF. 打刻から労働時間の自動集計、上限アラートまでを一画面で
01 / THE CHALLENGE
月末になると、
集計に追われていた。
交替制・時差出勤・宿直・振替。勤務パターンが多いほど、労働時間の計算は複雑になり、確認も照合も人の手で行うしかありませんでした。
- 打刻・シフト表・休暇申請が別々の様式に分散し、突き合わせが必要
- 変則勤務の時間外・深夜・休日の計算が煩雑で、月次集計が長時間化
- 時間外の上限が近づいても気づきにくく、法令遵守の確認が後追いに
打刻はタイムカード、シフトは表計算、休暇申請は紙。それぞれ別の場所に記録された情報を、月末にひとつの表へ手作業で集めるところから集計が始まっていました。勤務形態が入り組んでいるぶん、時間外・深夜・休日労働の区分も一件ずつ確認が必要で、担当者は毎月、相当な時間をこの作業に費やしていたのです。
さらに公共機関では、法令や条例で定められた労働時間の管理を確実に守ることが強く求められます。しかし上限が近づいているかどうかは、集計が終わるまで分からない。気づいたときには猶予が少ない、という後追いの構造そのものが、現場にとって大きな不安でした。
02 / OUR APPROACH
対話から、設計し、実装する。
勤務規程の細部まで読み解き、ルールを正しくシステムへ落とし込むことから始めました。
勤務規程と例外ルールの棚卸し
交替制・宿直・時差出勤・振替など、すべての勤務パターンと、条例に基づく時間外の取り扱いを担当部署と一緒に整理。例外も含めて漏れなく洗い出し、計算ロジックの土台を固めました。
打刻・シフト・休暇を一元設計
バラバラだった三つの情報を一つの基盤に統合。打刻はそのまま労働時間へ、シフトと休暇申請は同じ画面で承認できるよう設計し、二重入力と突き合わせをなくしました。
自動集計とアラートの実装
時間外・深夜・休日労働を規程どおりに自動で積み上げ、上限に近づいた職員を早めに検知してアラートで通知。法令遵守の確認を、月末の後追いから日々の予防へと変えました。
本稼働後も伴走して改善
導入して終わりにしない。制度改正や運用の声に合わせて計算ルールや帳票を継続調整し、年度替わりの繁忙にも備えています。正しく回り続ける状態を一緒に育てています。
03 / THE RESULTS
数字に、変化が表れた。
集計の負担が大きく軽くなり、法令遵守を仕組みで担保できる状態が生まれました。
打刻・シフト・休暇が一つの基盤につながり、労働時間が自動で積み上がるようになったことで、月末の手集計に費やしていた工数は80%削減されました。上限が近づけばその場でアラートが上がるため、超過の見逃しがなくなり、法令遵守を後追いではなく日々の運用で担保できる体制へ。担当者は集計作業から解放され、本来の業務に時間を使えるようになっています。
04 / CLIENT VOICE
「私たちの勤務は本当に複雑で、市販のものでは合わないと諦めかけていました。でも規程の細かいところまで丁寧に聞き取って、例外までそのまま形にしてくれたんです。今は労働時間が自動で集計され、上限が近づけば先に教えてくれる。月末に何日もかけていた集計がほとんど消え、何より法令を守れているかという毎月の不安がなくなりました。お願いして本当に良かったです。」
総務担当 課長/自治体・公共機関(北九州市内)
05 / OTHER WORKS


